最終更新: 2026年9月30日 | 監修: 天丸製薬 事業開発・マーケティング部
自社オフィスに来ない従業員と、どう関係を作るか。人材サービス業では、登録スタッフの多くが派遣先で働き、本社と顔を合わせる機会がほとんどありません。ある人材サービス会社は、この接点の欠如を健康サポートで埋めようとしました。本記事では、立ち上げプロセスを実際の数値とともに紹介します。
💡 人材サービス会社の従業員向け健康サポートサプリ事例とは、人材サービス会社が、派遣スタッフとの継続的な接点づくりを目的として健康サポートサプリを導入したBtoBのOEM成功事例です。登録スタッフが自社オフィスに来ないという構造的課題に対し、郵送を前提とした個包装設計と、稼働継続者への定期的な配布という運用を組み合わせた点が特徴です。
⚡ この記事のポイント
- 派遣スタッフは本社と接点が乏しいという構造的課題
- 健康サポートを接点づくりの手段として活用
- 郵送を前提とした個包装・軽量設計
- 初回5,000個を稼働継続者への配布から開始
- 配布時の同封物が登録継続の案内導線にもなった
背景|会わない従業員という課題
人材サービス業では、登録スタッフの多くが派遣先で働きます。本社と直接会うのは登録時と、まれな面談のときだけ。日常的な接点はほとんどありません。
この構造は、定着率の課題につながっていました。スタッフにとって、自分が所属している感覚が薄く、他社から声がかかれば移りやすい。会社側もスタッフの状況を把握しづらい状態でした。
何らかの形で定期的に届くものを作れないか。この発想から、健康サポートという切り口が浮上しました。
開発プロセス|郵送を前提に
設計の前提は、郵送で届けることでした。派遣先も居住地もバラバラなため、手渡しは現実的ではありません。
郵送を前提とすると、要件が絞られます。軽いこと、割れないこと、ポストに入ること、常温で問題ないこと。この4条件から、個包装のスティック顆粒を選択しました。
配合は、幅広い年齢層と職種に適合する穏やかな基礎栄養設計としました。派遣先の業種は事務からサービス、製造まで多岐にわたります。特定の働き方に最適化した設計では、対象を絞りすぎてしまいます。
アレルゲンへの配慮も重視しました。配布対象を選べないため、リスクの低い設計と、明確な注意喚起表示を組み合わせています。
受託製造の進め方|小ロットからの立ち上げ
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初回は5,000個。稼働を継続しているスタッフへの配布から開始しました。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 初回ロット | 5,000個 | 稼働継続者へ配布 |
| 剤形 | スティック顆粒(個包装) | 郵送前提の設計 |
| 配布方法 | 定期的な郵送 | 同封物とセット |
| 処方方針 | 幅広い層に適合する基礎栄養 | 業種を問わない設計 |
| リードタイム | 初回相談から約5ヶ月 | 表示確認を含む |
接点そのものが目的だった
この施策の目的は、健康食品を配ることではなく、定期的に会社から何かが届く状態を作ることでした。サプリはその手段です。
そのため、同封物の設計に力を入れています。次の案件情報、登録継続の案内、相談窓口の連絡先。届いた封筒を開けたときに、会社との接点が思い出される構成にしました。
この設計により、配布は単なる福利厚生ではなく、コミュニケーション施策として機能しました。開封率の高い形式で、必要な情報を届けられます。
表現面では慎重な設計が必要でした。企業が従業員に配る以上、効果を約束するような訴求は企業側のリスクになります。あくまで栄養補助であることを明示し、健康増進法・景品表示法の観点で問題のない表現に統一しました。
小ロットから始めるという考え方
1. 配布物は接点の器になる:目的が接点創出なら、製品そのものより同封物の設計が重要になります。
2. 郵送前提は要件を絞り込む:軽量・耐衝撃・ポスト投函・常温。この4条件で剤形はほぼ決まります。
3. 対象を選べない配布は保守的に設計する:アレルゲンと表現の両面で、リスクの低い設計が求められます。
天丸製薬では、配布用途・福利厚生向けの健康食品について、目的整理の段階からご相談を受けています。
本事例の主要数値まとめ
| 指標 | 実績値 | 備考 |
|---|---|---|
| 初回ロット | 5,000個 | 稼働継続者へ配布 |
| 剤形 | スティック顆粒(個包装) | 軽量・ポスト投函可 |
| 主目的 | 接点創出・定着率改善 | 販売利益は非目的 |
| 同封物 | 案件情報・登録案内・相談窓口 | 開封機会を活用 |
| 立ち上げ期間 | 約5ヶ月 | 表示確認を含む |
関連ページ: 健康食品OEM・ODM総合ガイド / OEM商品カタログ / 品質管理体制
よくある質問
Q. 自社に来ない従業員にどう接点を作りますか?
A. 定期的に会社から何かが届く状態を作ることが目的になります。この事例では健康サポートサプリをその手段とし、初回5,000個を稼働継続者へ郵送で配布しました。派遣スタッフは登録時とまれな面談以外に本社との接点がなく、この構造が定着率の課題につながっていました。
Q. 郵送を前提とすると剤形はどう決まりますか?
A. 軽い・割れない・ポストに入る・常温で問題ない、の4条件でほぼ決まります。この事例では個包装のスティック顆粒を選択しました。派遣先も居住地もバラバラなため手渡しが現実的ではなく、この物理条件が設計を規定しています。
Q. 配布物として最も重要な設計は何ですか?
A. 同梱物です。目的が接点創出なら製品そのものより同梱物の設計が重要になります。この事例では次の案件情報・登録継続の案内・相談窓口の連絡先をまとめ、開封時に会社との接点が思い出される構成にしました。開封率の高い形式で必要な情報を届けられる点が効いています。
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配布用途・福利厚生・会員特典など、販売以外の目的で健康食品を活用したい企業さまのご相談を承ります。目的の整理から剤形選定、表示レビューまでサポートします。
- ✅ BtoB・配布用途の受託実績多数
- ✅ 郵送・ポスト投函を前提とした剤形提案
- ✅ 対象を選べない配布に適した安全設計
- ✅ 初回小ロット100個から、強引な営業なし
※ 本事例は取材・実務経験をもとに、お客様が特定されないよう再構成しています。記載の数値は各社の状況によって異なり、同様の成果をお約束するものではありません。
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