錠剤(タブレット)とは
錠剤は、有効成分と賦形剤を混合し、圧縮成形した固形製剤です。サプリメント市場で最もポピュラーな剤形であり、製造コストの低さ、保存性の高さ、携帯性の良さから、幅広い製品に採用されています。
当社では、小ロット500kg(約5万個相当)から錠剤のOEM製造を承っており、初めての健康食品開発にも最適な剤形です。
錠剤の種類と特徴
| 種類 | 特徴 | 適した成分 | 製造コスト |
|---|---|---|---|
| 素錠 | コーティングなしのシンプルな錠剤 | ビタミン、ミネラル | ★☆☆☆☆(最安) |
| 糖衣錠 | 糖でコーティング、飲みやすい | 苦味のある成分 | ★★★☆☆ |
| フィルムコーティング錠 | 薄い膜でコーティング、見た目良好 | 汎用性高い | ★★☆☆☆ |
| 腸溶錠 | 胃で溶けず腸で溶解 | 乳酸菌、酵素 | ★★★★☆ |
| チュアブル錠 | 噛んで服用、水不要 | ビタミンC、カルシウム | ★★★☆☆ |
| 発泡錠 | 水に溶かして飲む | ビタミンB群、電解質 | ★★★★☆ |
錠剤のメリット・デメリット
メリット
1. 製造コストが低い
カプセルやドリンクと比較して、原料費・製造費ともに最も経済的です。初期投資を抑えたい企業に最適です。
2. 保存性・安定性に優れる
水分含有量が少なく、適切な包装により2〜3年の長期保存が可能。温度変化にも比較的強い特性があります。
3. 携帯性が良い
コンパクトで割れにくく、旅行や外出時の持ち運びに便利。PTP包装により1粒ずつの携帯も可能です。
4. 含有量の調整が容易
錠剤の大きさや厚みを調整することで、成分含有量を幅広く設定できます。
5. ブランディングの自由度
刻印、色、形状のバリエーションが豊富で、ブランドの独自性を表現できます。
デメリット
1. 飲み込みにくい場合がある
大きいサイズの錠剤は、高齢者や嚥下機能が低下した方には不向きです。
2. 溶解・吸収に時間がかかる
カプセルやドリンクと比べ、体内での溶解に時間を要します。
3. 添加物が必要
成形のため、賦形剤や結合剤などの添加物が一定量必要になります。
4. 熱や湿気に弱い成分には不向き
打錠時の圧力・熱により、一部の繊細な成分(生きた乳酸菌など)は活性が低下する場合があります。
錠剤の製造工程
1. 原料受入・計量
各原料を正確に計量し、品質検査を実施します。
2. 混合
V型ミキサーやタンブラーミキサーで原料を均一に混合します。
3. 造粒(必要に応じて)
粉末のままでは打錠できない場合、湿式または乾式造粒により顆粒化します。
4. 打錠
ロータリー式打錠機で圧縮成形。圧力や速度を調整し、最適な硬度を実現します。
5. コーティング(必要に応じて)
フィルムコーティングや糖衣コーティングを施します。
6. 検査・選別
重量、硬度、崩壊性を検査し、不良品を除去します。
7. 包装
ボトル充填、PTP包装、アルミパウチ包装など、用途に応じた包装を行います。
製造期間:約30〜45日(処方確定後)
錠剤に適した成分・製品例
最適な成分
• ビタミン類(マルチビタミン、ビタミンC、ビタミンB群)
• ミネラル類(カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛)
• アミノ酸(BCAA、グルタミン、アルギニン)
• 植物抽出物(イチョウ葉、高麗人参、ウコン)
• DHA・EPA(コーティングにより酸化防止)
人気製品カテゴリー
1. マルチビタミン・ミネラル
2. 美容サプリ(コラーゲン、ヒアルロン酸)
3. ダイエットサポート(ガルシニア、キトサン)
4. 疲労回復(にんにく、黒酢、マカ)
5. 関節ケア(グルコサミン、コンドロイチン)
価格の目安
| ロット数 | 1粒あたり単価 | 60粒入り製品原価 | 推奨小売価格 |
|---|---|---|---|
| 500kg(約5万個) | 3.5〜5円 | 210〜300円 | 1,500〜2,500円 |
| 1,000kg(約10万個) | 2.8〜4円 | 168〜240円 | 1,200〜2,000円 |
| 3,000kg(約30万個) | 2.2〜3.5円 | 132〜210円 | 1,000〜1,800円 |
※価格は配合成分、コーティング有無、包装形態により変動します。
よくある質問(FAQ)
Q1: 最小ロットはどのくらいですか?
A: 当社では500kg(約5万粒)から対応可能です。初めての方でも始めやすいロット設定です。
Q2: 錠剤の大きさはどう決めますか?
A: 成分含有量、飲みやすさ、ブランドイメージを総合的に検討します。一般的には直径8〜12mm、厚さ4〜7mmが主流です。
Q3: オリジナルの形状は可能ですか?
A: 可能です。ハート型、星型などの特殊形状や、ブランドロゴの刻印にも対応しています(金型費用が別途必要)。
Q4: 納期はどのくらいですか?
A: 処方確定後、初回は45〜60日、リピートは30〜40日が目安です。
Q5: サンプル作成は可能ですか?
A: 可能です。試作費用は5〜10万円程度で、1,000〜5,000粒のサンプルを作成できます。
Q6: 機能性表示食品の錠剤は作れますか?
A: はい、対応可能です。届出に必要な試験データ取得から製造まで一貫してサポートいたします。
Q7: PTP包装とボトル包装、どちらがおすすめですか?
A: 携帯性を重視するならPTP、コストを抑えるならボトルがおすすめです。用途に応じて最適な包装をご提案します。
開発事例
事例1: マルチビタミン錠剤
概要:12種類のビタミンと6種類のミネラルを配合
剤形:フィルムコーティング錠(直径10mm)
包装:90粒ボトル
ロット:1,000kg(約10万粒)
製造単価:約3.2円/粒
販売価格:1,980円(90粒入り)
事例2: 美容サプリ錠剤
概要:コラーゲンペプチド + ヒアルロン酸 + ビタミンC
剤形:素錠(やや大きめ、直径12mm)
包装:PTP 60粒
ロット:500kg(約5万粒)
製造単価:約4.5円/粒
販売価格:2,980円(60粒入り、1ヶ月分)
事例3: 腸溶性乳酸菌錠剤
概要:5種類の乳酸菌 100億個配合
剤形:腸溶錠(胃酸から保護)
包装:アルミパウチ 30粒
ロット:300kg(小ロット対応)
製造単価:約8円/粒
販売価格:3,980円(30粒入り)
錠剤開発の流れ
ステップ1: ヒアリング(無料)
製品コンセプト、ターゲット、予算、希望ロット数をお伺いします。
ステップ2: 処方提案
成分配合、錠剤サイズ、コーティング有無などをご提案します。
ステップ3: 見積提示
詳細な見積書を提出します(原料費、製造費、包装費、納期)。
ステップ4: 試作・サンプル確認
実際の錠剤を作成し、硬度、味、見た目を確認いただきます。
ステップ5: 本生産
正式発注後、GMP認証工場にて製造を開始します。
ステップ6: 品質検査・納品
最終検査を経て、ご指定の場所へ納品いたします。
当社の強み
✓ 小ロット対応
500kgから製造可能。初めての健康食品開発でも安心です。
✓ GMP認証工場
厳格な品質管理のもと、安全・安心な製品を製造します。
✓ ワンストップサービス
企画・処方設計・製造・包装・表示作成まで一貫対応します。
✓ 豊富な実績
年間200製品以上の錠剤製造実績があります。
✓ 短納期対応
急ぎの案件にも柔軟に対応いたします。
関連ページ:
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