最終更新: 2026年7月4日 | 監修: 天丸製薬 品質保証部
健康食品の品質と差別化は、原料の選択から始まります。「同じ成分」でも、原産地・規格・純度・エビデンスは原料メーカーによって大きく異なります。天丸製薬は200社以上の原料メーカーと取引しており、そのうえで同じ成分名の中から何を見て選ぶか、選んだ原料をどう確認するかを判断しています。本記事では、天丸製薬が原料を選定する際の判断軸と、受入時の確認手順をご説明します。
OEMの原料調達力とは、幅広い原料メーカーとの取引を土台に、同じ成分名の中から原産地・規格・純度・エビデンス・コストを比較して選定でき、選んだ原料の品質を受入時に客観データで確認できることを指します。天丸製薬は200社以上の原料メーカーと取引しています。選定の判断軸と確認手順が示せるかどうかが、製品の品質と差別化を支える基盤となります。
この記事のポイント
- 天丸製薬は200社以上の原料メーカーと取引し、そのなかから選定する
- 同じ成分名でも、由来・分子量・規格成分量で品質が変わる(コラーゲンの例)
- 機能性原料はSR(システマティックレビュー)利用契約の有無が届出の可否を分ける
- 受入時にCOA・残留溶媒・重金属を確認し、ロット連番で管理
- 輸入原料も同じ手順で受入検査を行う
なぜ原料調達力が重要なのか
「コラーゲン」「乳酸菌」といった同じ成分名でも、原料メーカーによって原産地・規格・純度・エビデンス・価格はさまざまです。たとえばコラーゲンなら由来(魚・豚)、ペプチドの分子量、規格成分量で品質が変わります。最適な素材を選べるかどうかが、製品の品質と差別化を左右します。
そのためには、多くの原料メーカーと取引し、選択肢を持っていることが重要です。取引先が限られていると、選べる素材も限られてしまいます。
天丸製薬の原料調達ネットワーク
天丸製薬は国内外200社以上の原料メーカーと取引しています。そのなかから原料を選ぶとき、次の3点を軸に比較します。
1. 規格とエビデンス:同じ成分名でも、規格成分量・分子量・由来が異なります。製品の訴求に必要な水準を満たす規格かを、原料規格書とCOA(分析証明書)で確認します。
2. 機能性原料のSR利用契約:機能性表示食品として届け出る場合、関与成分のSR(システマティックレビュー)を使えるかどうかが前提になります。SR利用契約のある原料かを、企画の初期段階で確認します。
3. 供給の安定性とコスト:原産地・製法・最小ロット・リードタイムを比較します。単価だけでなく、継続調達できるかが処方設計の前提になります。
受入時の確認とトレーサビリティ
選定した原料は、受入時に次の手順で確認します。
1. 受入検査:原料規格書とCOAを照合し、規格から外れていないかを確認します。リスクの高い原料は社内で再分析します。輸入原料も同じ手順で扱い、残留溶媒・重金属・微生物の項目を確認します。
2. ロット管理:原料ロットと製品ロットを連番で紐付けて記録します。出荷後に確認が必要になった場合、どの原料ロットが使われたかを記録からたどれます。
素材の選択肢を持つことと、選んだ原料を記録で追えること——この2つが揃ってはじめて、原料調達が製品の品質につながります。
原料選定で確認している項目
原料を選ぶときと受け入れるときに、天丸製薬が実際に確認している項目です。ご依頼の際は、この範囲で記録をお渡しできます。
| 場面 | 確認項目 | お渡しできるもの |
|---|---|---|
| 選定時 | 規格成分量・由来・分子量・製法 | 原料規格書 |
| 選定時 | 機能性関与成分のSR利用可否 | SR利用契約の有無の回答 |
| 選定時 | 原産地・最小ロット・リードタイム | 調達条件の比較表 |
| 受入時 | COAと規格の照合 | COA(分析証明書) |
| 受入時 | 残留溶媒・重金属・微生物 | 試験成績書 |
| 製造時 | 原料ロットと製品ロットの紐付け | 製造管理記録 |
天丸製薬の原料調達をご相談ください
200社以上の原料メーカーとの取引を土台に、同じ成分名の中から何を基準に選ぶか、選んだ原料をどう確認するか——御社の製品に合わせてご説明します。原料規格書・COA・試験成績書は、ご依頼の範囲でお渡しできます。
- ✅ 規格・由来・エビデンスを比較した原料選定のご提案
- ✅ 機能性表示食品の届出に向けたSR利用可否の確認
- ✅ 受入検査(COA照合・残留溶媒・重金属)と試験成績書の共有
- ✅ 原料ロットと製品ロットを紐付けた製造管理記録
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