最終更新: 2026年8月5日 | 監修: 天丸製薬 法規制コンプライアンス室
健康の維持・増進に役立つと表示できる食品制度には、「特定保健用食品(トクホ)」と「機能性表示食品」があります。トクホは国(消費者庁)が個別に許可する制度で、高い信頼性を持つ一方、取得のハードルも高いのが特徴です。どちらの制度を選ぶべきか──それは製品戦略の重要な分岐点です。本記事では法規制コンプライアンス室の視点から、トクホの制度と申請を解説します。
💡 特定保健用食品(トクホ)とは、健康の維持・増進に役立つ特定の保健の用途を表示できる食品として、消費者庁が有効性・安全性を個別に審査し、国が許可する制度です。届出制の機能性表示食品と異なり「許可制」で、ヒト試験など高い水準の科学的根拠が求められます。信頼性が高い反面、取得に期間・費用がかかる制度です。
⚡ この記事のポイント
- トクホは消費者庁が個別に審査・許可する「許可制」
- 機能性表示食品は事業者責任の「届出制」で、ここが最大の違い
- トクホはヒト試験など高水準のエビデンスが必要
- 信頼性・訴求力は高いが、取得に期間・費用がかかる
- 製品戦略・予算に応じて制度を選ぶことが重要
トクホの制度と機能性表示食品との違い
健康の用途を表示できる保健機能食品には、トクホ・機能性表示食品・栄養機能食品があります。このうちトクホと機能性表示食品は、機能性を表示できる点で似ていますが、制度の仕組みが大きく異なります。
| 項目 | トクホ | 機能性表示食品 |
|---|---|---|
| 仕組み | 国の許可制 | 事業者の届出制 |
| 審査 | 消費者庁が個別審査 | 届出(受理) |
| エビデンス | 最終製品のヒト試験等 | SRまたは最終製品RCT |
| 期間・費用 | 長い・高い | 相対的に短い・低い |
| 信頼性の訴求 | 国の許可マーク | 届出番号 |
トクホは国のお墨付き(許可マーク)という強い信頼性が魅力ですが、取得には長い期間と高い費用がかかります。
トクホ申請の流れ
トクホの申請は、以下の流れで進みます。
1. 保健の用途・関与成分の設定:表示したい保健の用途と、その根拠となる関与成分を設定します。
2. 有効性・安全性試験:最終製品を用いたヒト試験など、高水準の科学的根拠を整えます。ここが最も時間・費用のかかる工程です。
3. 申請・審査:消費者庁へ申請し、消費者委員会・食品安全委員会等の審査を経ます。
4. 許可・表示:許可を受けて、トクホの許可マークとともに保健の用途を表示できます。
トクホと機能性表示食品、どちらを選ぶか
💬 制度選択・申請サポートの相談は無料相談フォームから。機能性表示食品サポートもご参照ください。
どちらの制度を選ぶかは、製品戦略と予算で判断します。
トクホが向くケース:国のお墨付きという強い信頼性を武器にしたい、長期・大型ブランドとして育てたい、予算と期間に余裕がある場合。
機能性表示食品が向くケース:スピーディに市場投入したい、コストを抑えたい、SRで機能性を説明できる関与成分を使う場合。多くの製品はこちらを選びます。
天丸製薬では、製品戦略に応じた制度選択の相談から、機能性表示食品の届出サポートまで対応しています。
天丸製薬の制度対応サポート(2024年)
| 項目 | 天丸製薬 | 備考 |
|---|---|---|
| 制度選択の相談 | トクホ/機能性表示/栄養機能 | 戦略に応じて助言 |
| 機能性表示食品サポート | SR・届出支援 | 関与成分の研究レビュー |
| 試験・エビデンス整理 | 研究の性質を明示 | 出典を明確化 |
| 表示レビュー | 発注者向け無償提供 | 薬機法・景表法対応 |
| 小ロット対応 | 100個から | 段階的スケール可 |
関連ページ: 健康食品OEM・ODM総合ガイド / 機能性表示食品サポート / お問い合わせ
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トクホと機能性表示食品、どちらの制度が自社製品に合うか──制度選択の相談から、機能性表示食品の届出サポートまで対応します。製品戦略・予算に応じた最適な制度選択をご提案します。
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参考文献・関連リソース



