【成功事例】ホームセンターチェーンのPB健康食品|生活導線の中に置いた話

ホームセンターチェーンのPB健康食品のイメージ|天丸製薬の健康食品OEM

最終更新: 2026年9月7日 | 監修: 天丸製薬 事業開発・マーケティング部

健康食品はドラッグストアで買うもの──その常識に対して、ホームセンターという生活導線から入り込んだPBがあります。園芸やDIYの買い物ついでに手に取られる商品は、薬局の棚とは全く異なる設計を必要としました。本記事では、立ち上げプロセスを実際の数値とともに紹介します。

💡 ホームセンターチェーンのPB健康食品事例とは、ホームセンターチェーンが自社プライベートブランドとして健康食品を立ち上げたOEM成功事例です。ドラッグストアと異なり専門知識を持つ販売員が常駐しない売場特性を前提に、パッケージ単体で情報が完結する設計と、来店頻度の高い層に合わせた価格帯・容量設計を採用した点が特徴です。

⚡ この記事のポイント

  • ホームセンターの生活導線に健康食品を置く試み
  • 専門販売員がいない売場を前提にパッケージで完結する設計
  • 園芸・DIY客の年齢層に合わせた読みやすい表示設計
  • 初回5,000個を関東エリアの30店舗で先行展開
  • 什器を使わない平置き前提のパッケージ形状を採用

背景|生活導線に健康食品はあるか

このホームセンターチェーンが着目したのは、来店客の年齢層でした。園芸用品やDIY資材を求める客層には中高年が多く、健康への関心も高い。しかし店内に健康食品の売場はほとんどありませんでした。

一方で懸念もありました。ドラッグストアのように専門知識を持つ販売員が常駐していないため、商品について質問されても答えられません。この制約が、そのまま商品設計の条件になりました。

開発プロセス|売場の制約から逆算

設計の前提は「誰も説明してくれない」ことでした。パッケージだけで、何のための商品か、どう使うかが伝わる必要があります。

文字サイズを通常より大きくし、情報量を絞りました。訴求は1商品1テーマに限定し、複数の効果を並べる構成を避けています。中高年層が手に取ることを想定した可読性の設計です。

容量は、来店頻度から逆算しました。ホームセンターへの来店は月1〜2回が中心のため、1本あたり約1ヶ月分としています。ドラッグストアの週次来店を前提とした小容量とは異なる判断です。

パッケージ形状も見直しました。専用什器を用意できないため、平置きの棚でも自立し、正面が見える形状を採用しています。

導入事例の詳細データ

💬 PB健康食品の開発相談は無料相談フォームから。健康食品OEM・ODM総合ガイドもご参照ください。

初回ロットは5,000個。関東エリアの30店舗で先行展開しました。

項目 内容 備考
初回ロット 5,000個 関東30店舗で先行
剤形 錠剤(ボトル) 平置きで自立する形状
内容量 約1ヶ月分 月1〜2回の来店頻度に対応
表示設計 文字サイズ拡大・1商品1テーマ 販売員不在を前提
リードタイム 初回相談から約6ヶ月 パッケージ設計に期間を確保

非専門売場という前提の強み

説明できる人がいないという制約は、一見不利に見えます。しかし結果として、パッケージの情報設計を徹底的に磨くことにつながりました。

情報を絞った設計は、比較検討の負荷を下げます。棚の前で長時間迷わせない構成は、ついで買いの導線と相性がよく、専門売場とは異なる購買行動を引き出しました。

また、訴求を1テーマに絞ったことで、景品表示法・薬機法の観点からも表現の管理が容易になりました。複数の訴求を並べるほど、根拠の整理と表現確認の負荷は増えます。

この事例から学べること

1. 売場が設計条件を決める:販売員の有無、什器の可否、来店頻度。これらが剤形・容量・パッケージを規定します。

2. 情報を絞ることは弱さではない:訴求を1テーマに限定した設計は、可読性と法規リスクの両方で有利に働きました。

3. 来店頻度から容量を決める:内容量は原価ではなく購買リズムから逆算すると、欠品と買い忘れを同時に減らせます。

天丸製薬では、販売チャネルの制約条件を起点にした商品設計をご提案しています。

本事例の主要数値まとめ

指標 実績値 備考
初回ロット 5,000個 関東30店舗で先行
内容量 約1ヶ月分 来店頻度から逆算
表示設計 文字サイズ拡大・1商品1テーマ 販売員不在が前提
立ち上げ期間 約6ヶ月 パッケージ設計に注力
棚展開 平置き・什器なし 自立形状を採用

関連ページ: 健康食品OEM・ODM総合ガイド / OEM商品カタログ / 品質管理体制

よくある質問

Q. 専門の販売員がいない売場でも健康食品は売れますか?

A. 売れますが、パッケージだけで完結する情報設計が前提になります。この事例では文字サイズを通常より大きくし、訴求を1商品1テーマに限定して情報量を絞りました。比較検討の負荷を下げる設計は、ついで買いの導線と相性がよく機能しました。

Q. 内容量は何を基準に決めればよいですか?

A. 来店頻度から逆算します。この事例ではホームセンターへの来店が月1〜2回中心であることから1本あたり約1ヶ月分としました。ドラッグストアの週次来店を前提とした小容量とは異なる判断です。内容量を原価ではなく購買リズムから決めると、欠品と買い忘れを同時に減らせます。

Q. 訴求を1テーマに絞ると弱くなりませんか?

A. 売場によっては逆に有利です。この事例では可読性が上がっただけでなく、景品表示法・薬機法の観点からも表現の管理が容易になりました。複数の訴求を並べるほど根拠の整理と表現確認の負荷は増えます。

自社PB健康食品の開発をご検討の企業さまへ

販売チャネルの制約条件から逆算した商品設計を提案します。売場特性に応じた剤形・容量・パッケージ形状のご相談を承ります。

  • ✅ 小売PB健康食品の受託実績多数
  • ✅ 売場条件から逆算した容量・形状提案
  • ✅ 可読性を重視した表示設計
  • ✅ 初回小ロット100個から、強引な営業なし

今すぐ無料相談(24時間受付)


同じカテゴリの記事

まずはお気軽にご相談ください

企画から製造・納品まで、天丸製薬がトータルサポートいたします。
初回相談・お見積もりは無料です。