最終更新: 2026年7月2日 | 監修: 天丸製薬 法規制コンプライアンス室
「PB(プライベートブランド)とOEMは何が違うのか」──健康食品ビジネスを検討する小売・流通事業者からよく寄せられる質問です。実はこの2つは対立する概念ではなく、「PB商品を作る手段としてOEMがある」という関係です。本記事では、PBとOEMの違いと関係、PB商品の作り方の基礎を、初めての方にもわかりやすく解説します。
💡 PB(プライベートブランド)とOEMの違いとは、PBが「小売・流通事業者が自社ブランドで販売する商品」という販売形態を指すのに対し、OEMは「他社に製造を委託する仕組み」を指します。両者は対立せず、多くのPB商品はOEMによって製造されます。つまりPBは”誰のブランドか”、OEMは”誰が作るか”の話です。
⚡ この記事のポイント
- PBは「自社ブランドで売る商品」、OEMは「製造を委託する仕組み」
- 両者は対立せず、PB商品の多くはOEMで製造される
- 処方提案まで含めて委託する場合はODMが近い
- PB化のメリットは利益率・ブランド資産・差別化
- 成分・表示・品質の責任は販売者(PB事業者)が負う
PBとOEMの関係を整理する
混同されがちですが、PBとOEMは異なる軸の言葉です。
| 用語 | 意味 | 軸 |
|---|---|---|
| PB | 小売・流通が自社ブランドで売る商品 | “誰のブランドか” |
| OEM | 他社に製造を委託する仕組み | “誰が作るか” |
| ODM | 処方提案まで含む委託 | “どこまで任せるか” |
たとえば小売店が「自社ブランドのサプリ」を作りたい場合、その商品は「PB」であり、製造をメーカーに委託するなら「OEM(またはODM)」を使う、という関係です。両者は同時に成り立ちます。
PB商品の作り方
PB商品は、以下の流れで作ります。
1. コンセプト設計:自社の顧客層に合った製品コンセプトを決めます。既存の客層という強みを活かせるのがPBの利点です。
2. OEM/ODMの選択:処方を自社で用意できればOEM、処方提案から任せたいならODMを選びます。多くのPBはODM的に処方提案を受けて作られます。
3. 製造と表示:メーカーが製造しますが、販売者として成分・表示・品質の責任を負う点を理解しておく必要があります。
PB化のメリットと注意点
💬 PB商品の開発相談は無料相談フォームから。健康食品OEM・ODM総合ガイドもご参照ください。
PB化には明確なメリットがあります。
メリット:(1)中間マージンを抑えて利益率を高められる、(2)自社ブランドの資産を育てられる、(3)他店と差別化できる、という3点です。既存の顧客基盤を持つ小売・流通にとって、PBは有力な戦略です。
注意点:製造はメーカーでも、表示や品質の責任は販売者が負います。アレルゲン表示・機能性表示・広告表現などのコンプライアンスを、販売者として理解しておく必要があります。天丸製薬では、PB事業者向けに表示レビューや届出サポートを提供しています。
天丸製薬のPB・OEM対応(2024年)
| 項目 | 天丸製薬 | 備考 |
|---|---|---|
| OEM・ODM対応 | 処方提案から対応 | PB商品づくりを支援 |
| 最小ロット | 100個から | PBのテストに最適 |
| 表示レビュー | 発注者向け無償提供 | 販売者の責任を支援 |
| 機能性表示届出 | 受理率98.4% | PBの付加価値化 |
| 取引実績 | 300社以上 | 多様な業態 |
関連ページ: 健康食品OEM・ODM総合ガイド / OEM商品カタログ / 健康食品OEM費用ガイド
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参考文献・関連リソース



