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40代女性向け美容サプリで定期会員3,000名を突破した商品開発の裏側

📅 最終更新日: 2026年3月30日 | ✍️ 著者: 事業開発・マーケティング部

💡 健康食品OEMの成功事例とは、天丸製薬のOEM・ODM製造サービスを利用したお客様が、商品企画から製造・販売までの過程で達成した具体的な成果を紹介するケーススタディです。

背景と課題:40代女性の美容悩みに着目したブランド立ち上げ

⚡ この導入事例の要点

  • お客様の課題と天丸製薬が提供した解決策を紹介
  • 小ロット(100個〜)からスタートし段階的にスケールアップ
  • GMP認証工場での製造と第三者機関による品質検査を実施
  • 具体的な成果数値(ロット数・リピート率・売上等)を公開

「40代からの美容ケアは、20代・30代とは根本的に違うアプローチが必要だ」——そう確信して美容サプリブランド「ビューティーフォーティ」を設立したのは、都内で美容クリニックを運営する山本ゆか氏(仮名)でした。2019年の創業当初から、ホルモンバランスの変化や代謝の低下、コラーゲン減少が顕著になる40代女性に絞ったニッチ戦略を採用していましたが、創業2年で定期会員数は600名と伸び悩んでいました。

初期の課題を分析すると、以下の問題が明確になりました。まず、商品ラインナップが「コラーゲン+ヒアルロン酸」という一般的な組み合わせにとどまり、40代特有の悩み(更年期症状、シミ、たるみ)への訴求が弱かった点。次に、美容クリニック発のブランドという信頼性を十分に活かしきれていなかった点。そして、単品販売の比率が高く(全売上の58%)、LTV最大化の仕組みが不足していた点です。

2021年に実施した既存顧客300名へのアンケートでは、「商品を使い続けたい理由」として「成分の信頼性(67%)」「実感できる変化(54%)」「継続しやすい価格(48%)」が上位に挙がりました。一方、「使用をやめた理由」の第1位は「効果を実感できなかった(43%)」であり、処方の見直しが急務であることが判明しました。

解決策:天丸製薬との共同開発による40代特化処方の確立

2021年後半、山本氏は製造委託先を見直し、天丸製薬との取引を開始しました。決め手となったのは、天丸製薬が持つ機能性素材の豊富な知見と、少量からの試作対応力でした。「美容領域のサプリで成果を出すためには、処方の精度が命。原料の品質と配合量の最適化にこだわれる製造パートナーが必要だった」と山本氏は語ります。

天丸製薬との共同開発で新たに打ち出したコンセプトは「インナーケアによる40代の細胞から変わる美容」でした。処方の核となったのは以下の4つの機能性素材の組み合わせです。

これらの素材を適切な配合量で組み合わせ、吸収率を最大化するカプセル剤型を採用。天丸製薬の品質管理体制のもと、全ロットで含有量検査を実施し、表示通りの成分が確実に含まれることを保証しました。GMP認証工場での製造という事実は、顧客への説得力ある訴求ポイントとなりました。詳しくはGMP認証ガイドをご参照ください。

実施プロセス:新商品発売から1年間の取り組み

Phase 1:処方開発と試作評価(2021年10月〜2022年1月)

天丸製薬と計5回の処方改良を実施。既存顧客50名によるモニター調査を行い、4週間後の肌状態の変化を肌測定器で数値化しました。「使用前後で肌水分量が平均18%向上」「くすみスコアが平均12ポイント改善」という具体的なデータを取得し、商品訴求の根拠として活用できる状態を整えました。

Phase 2:新パッケージと販売戦略の策定(2022年2月〜3月)

40代女性が「自分のための高級感」を感じられるパッケージデザインに刷新。ボトルをプラスチックから高級感のあるガラス調PETに変更し、ゴールドのキャップを採用しました。価格設定は月8,500円(定期購入時7,200円)と、市場平均より約30%高いプレミアム価格帯に設定。「高いから信頼できる」という40代女性の購買心理に合わせた価格戦略です。

Phase 3:クリニック連携とオフライン獲得チャネルの構築(2022年4〜6月)

山本氏が運営する美容クリニックをメインの顧客接点として活用。診察後に医師が直接サプリを推薦するフローを整備し、初回モニター価格(2,980円/1ヶ月分)での体験から定期購入への誘導を実現しました。クリニック経由の顧客は定期継続率が85%と高く、重要な獲得チャネルとなりました。同時に、美容クリニック・皮膚科との提携を関東圏20施設に拡大しました。

Phase 4:デジタルマーケティングの強化(2022年7〜12月)

40代女性が多いInstagramとYouTubeに注力。山本氏自身がクリニック医師として出演する「40代の肌科学」シリーズ動画をYouTubeで週1本配信。「医師が本音で語る美容成分」というコンテンツは半年で視聴回数150万回を超え、ブランドの専門性・信頼性向上に大きく貢献しました。広告費は月50万円から80万円に増加しましたが、CPAは12,000円から5,800円へと大幅改善しました。

成果・数字:定期会員3,000名突破の軌跡

リニューアル後12ヶ月(2022年4月〜2023年3月)の主要KPIは以下のとおりです。

製造面でも大きな改善がありました。天丸製薬との取引量拡大に伴い、製造ロットが月5,000個から月18,000個に拡大。これにより原料の仕入れコストが下がり、粗利率が42%から54%へと改善しました。また、製造リードタイムの短縮(60日→45日)により、在庫管理の効率化も実現できました。

成功のポイント:会員3,000名突破に必要だった4つの要素

1. 「医師監修」から「医師が使う・勧める」への訴求転換

多くの美容サプリが採用する「医師監修」という訴求は、市場に溢れており差別化にならなくなっています。山本氏が成功したのは、自身が美容クリニックを運営し患者に直接推薦するという「医師が実際に使っている」という訴求を実現したことです。これはフィクションではなく事実であり、圧倒的な説得力を持ちました。

2. 40代の心理を捉えたプレミアム価格設定

安価な商品は「それなりの品質」と認識される傾向があります。40代女性は自分の健康・美容への投資意識が高く、適切なプレミアム価格は「信頼の証」として機能します。価格を下げずに価値訴求を高める戦略が、高いLTVの実現につながりました。

3. オフライン(クリニック)とオンラインの相互強化

クリニックでの体験から始まり、オンラインの定期購入へ移行する顧客と、SNS・検索広告から入ってクリニック来院へつながる顧客の両方のルートを構築。相互に強化し合うオムニチャネル戦略が、コスト効率の高い顧客獲得を実現しました。

4. 天丸製薬との処方共同開発による実感訴求

健康食品業界で最も難しい課題の一つが「効果の実感」です。天丸製薬との共同開発で、配合量・剤型・原料品質の三要素を最適化したことで、使用者が4週間で実感できる処方を実現。「使って実感できる」という口コミが定期継続率の向上に直結しました。OEMによる商品開発に興味がある方はOEMガイドを初心者向けに解説したページも参考になります。健康食品OEM成功の基礎知識はこちらのページでも詳しく紹介しています。

ビューティーフォーティの成功は、「ターゲットを絞ること」「製造品質にこだわること」「リアルとデジタルを融合させること」の三位一体が生み出した結果です。40代女性向け美容市場は今後さらに拡大が見込まれており、このブランドの取り組みは同市場への参入を検討する事業者にとって有益な示唆を提供しています。

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成功事例を参考に無料相談をはじめましょう。小ロットからのスタートも大歓迎。天丸製薬が商品化から販売戦略まで伴走します。

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導入事例の詳細データ

項目内容
初回発注ロット初回200個(スモールスタート)
当時の課題少額の初期投資でリスクを抑えつつ、市場に出してみたかった
天丸製薬の解決策最小ロット200個から対応。テスト販売の結果を見てスケールアップできる柔軟なプランを提案
製造期間約4週間(初回)
導入後の成果3ヶ月で初回在庫完売、2回目発注を即座に実施
お客様の声「小ロットから始められたことで、市場テストができリスクを最小化できました」

この事例から学べること

健康食品OEMにおいて、初回は小ロットでのテスト販売が成功のカギです。天丸製薬では100個〜の小ロット製造に対応しており、市場の反応を見ながら段階的にスケールアップする戦略をサポートしています。

機能性表示食品やサプリメントの新規参入では、製品コンセプトの検証と市場テストが特に重要です。無駄な在庫リスクを抑えながら、確実なビジネス成長を実現するパートナーとして、天丸製薬をご活用ください。