【成功事例】元競泳選手の水中競技コンディショニングサプリ|塩素と長時間練習に向き合った話

元競泳選手の水中競技コンディショニングサプリのイメージ|天丸製薬の健康食品OEM

最終更新: 2026年9月5日 | 監修: 天丸製薬 事業開発・マーケティング部

「陸上競技とは消耗の質が違う」──元競泳選手が立ち上げたのは、水中競技に特化したコンディショニングサプリでした。汗をかいている自覚がないまま進む脱水、塩素環境での長時間練習、そして髪と肌への負担。競技経験者だからこそ言語化できた課題を、製品設計に落とし込んでいます。本記事では、立ち上げプロセスを実際の数値とともに紹介します。

💡 元競泳選手のコンディショニングサプリ事例とは、元競泳選手が、水中競技特有のコンディション課題に着目してサプリを開発したアスリート起業のOEM成功事例です。水中では発汗を自覚しにくく水分・電解質の補給が遅れやすいこと、塩素環境での長時間練習が皮膚・毛髪に負担となることを軸に、既存のスポーツサプリが扱ってこなかったニッチを設計した点が特徴です。

⚡ この記事のポイント

  • 元競泳選手が水中競技特有の課題からサプリを設計
  • 水中では発汗を自覚しにくく補給が遅れやすい点に着目
  • 塩素環境での長時間練習を前提としたコンディション設計
  • 初回1,000個をスイミングクラブ経由で先行展開
  • 指導者向け説明会を通じてジュニア層の保護者に浸透

背景|水中は消耗が見えない

創業者は10年以上の競技歴を持つ元競泳選手です。引退後にスポーツサプリ市場を眺めて感じたのは、陸上競技を前提とした製品ばかりだという違和感でした。

水中では汗をかいても自覚できません。喉の渇きも感じにくく、気づいたときには消耗が進んでいる。加えて、1回2時間を超える練習が日常的で、塩素環境が皮膚や毛髪に負担をかけます。これらは既存のスポーツサプリが正面から扱ってこなかった領域でした。

開発プロセス|競技現場の条件から

設計は「プールサイドで摂れること」を条件に始まりました。水回りで扱うため、湿気に強く、濡れた手でも開封しやすい包装が必要です。個包装のスティックタイプを採用しています。

配合は、長時間練習における水分・電解質の補給と、コンディション維持を意識した基礎栄養を組み合わせました。ジュニア層の利用も想定されるため、刺激の強い成分や過度な高含量設計は避けています。

風味設計にも時間をかけました。練習直後は食欲が落ちる選手が多く、後味が重いものは続きません。試作を3回重ね、さっぱりした柑橘系に着地しています。

立ち上げ時の詳細データ

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初回ロットは1,000個。スイミングクラブ経由での先行展開からスタートしました。

項目 内容 備考
初回ロット 1,000個 クラブ経由で先行
剤形 スティック個包装 プールサイドでの使用を想定
風味 柑橘系 試作3回で決定
設計方針 ジュニア層も想定した穏やかな設計 高含量設計は回避
リードタイム 初回相談から約5ヶ月 風味調整に期間を確保

競技特化ニッチの強み

水中競技という切り口は市場規模こそ大きくありませんが、その分、対象者にとっての自分ごと化が非常に強く働きます。「競泳をやっている人向け」と言われた瞬間に、比較対象が一気に絞られるためです。

販路も競技コミュニティに沿って設計しました。スイミングクラブの指導者向けに説明会を開き、そこからジュニア層の保護者へ広がる流れを作っています。

一方で注意したのが表現です。競技パフォーマンスに関する断定的な訴求は法規上のリスクが高く、また対象にジュニア層が含まれるため、保護者が安心できる情報開示を優先しました。

この事例から学べること

1. 競技経験は課題発見の資産:外部からの市場調査では出てこない「見えない消耗」という切り口は、当事者だから言語化できたものです。

2. 使用シーンが包装を決める:プールサイドという環境条件が、剤形と包装の要件を規定しました。

3. ジュニア層が含まれるなら設計は保守的に:高含量・強訴求は逆効果になります。保護者の安心が購買の鍵です。

天丸製薬では、競技特化型のスポーツサプリについて、対象年齢を踏まえた処方設計と表現レビューをあわせて提供しています。

本事例の主要数値まとめ

指標 実績値 備考
初回ロット 1,000個 クラブ経由で先行
剤形 スティック個包装 水回りでの使用を想定
試作回数 3回 風味調整に注力
立ち上げ期間 約5ヶ月 表示確認含む
販路 スイミングクラブ→保護者 指導者向け説明会が起点

関連ページ: 健康食品OEM・ODM総合ガイド / OEM商品カタログ / 品質管理体制

よくある質問

Q. 水中競技向けサプリはどこが陸上競技と違いますか?

A. 消耗が見えない点です。水中では汗をかいても自覚できず喉の渇きも感じにくいため、気づいたときには消耗が進んでいます。加えて1回2時間を超える練習が日常的で、塩素環境が皮膚や毛髪に負担をかけます。既存のスポーツサプリが正面から扱ってこなかった領域です。

Q. プールサイドで使う製品の包装はどう設計しますか?

A. 水回りで扱うため、湿気に強く濡れた手でも開封しやすい包装が必要です。この事例では個包装のスティックタイプを採用しました。使用シーンの物理的条件が剤形と包装の要件を規定するため、成分より先に環境条件を整理することをおすすめします。

Q. ジュニア層が使う可能性がある場合の注意点は?

A. 設計を保守的にしてください。この事例でも刺激の強い成分や過度な高含量設計は避けています。購買の判断者は保護者であることが多く、高含量・強訴求はかえって逆効果です。また競技パフォーマンスに関する断定的な訴求は法規上のリスクが高い領域です。

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