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機能性表示食品の届出件数推移と注目カテゴリー【2025年最新】市場トレンド徹底分析

💡 健康食品市場トレンドとは、消費者の健康意識の変化、新しい機能性素材の登場、法規制の改正、販売チャネルの多様化など、健康食品業界を取り巻く最新の動向を指します。2024年の国内市場規模は約9,000億円で、年間4〜5%の成長を続けています。

📅 最終更新日: 2026年1月27日 | ✍️ 著者: 事業開発・マーケティング部

日本の健康食品市場データ(2024年最新)

  • 国内健康食品市場規模:約9,000億円(2024年推計、前年比+4.2%)
  • 機能性表示食品届出件数:累計7,000件超(2024年3月時点、消費者庁)
  • サプリメント利用率:成人の約30%が定期的に摂取
  • 健康食品OEM市場:年間成長率5〜8%で拡大継続
  • 小ロット需要:D2C・EC事業者増加で500個以下の発注が全体の40%超

出典: 富士経済グループ、消費者庁公表データ、天丸製薬市場調査(2024)

健康食品市場のトレンドをいち早くキャッチし、自社商品に活かすことがOEM成功の鍵です。天丸製薬の事業開発・マーケティング部が、最新市場データをもとにトレンドを分析します。

機能性表示食品の届出件数推移:7,000件超の軌跡

⚡ この記事の要点(2024年市場トレンド)

  • 国内健康食品市場は約9,000億円規模(前年比+4.2%)
  • 機能性表示食品の届出は累計7,000件を突破
  • D2C・EC事業者の参入増加で小ロットOEM需要が40%超に
  • 注目成分トレンドと商品化のヒントを分析

2015年4月に開始された機能性表示食品制度は、2024年時点で届出件数が7,000件を超えるまでに成長しました。この急速な普及は、トクホ(特定保健用食品)と比較して低コスト・短期間で機能性を表示できるという制度設計の優位性が、企業に幅広く受け入れられた結果です。

消費者庁の公式データによる届出件数の推移は以下の通りです。

年度 新規届出件数(年間) 累計届出件数
2015年 約100件 約100件
2016年 約600件 約700件
2017年 約900件 約1,600件
2018年 約700件 約2,300件
2019年 約800件 約3,100件
2020年 約700件 約3,800件
2021年 約900件 約4,700件
2022年 約900件 約5,600件
2023年 約800件 約6,400件
2024年(推計) 約700件(改正影響) 約7,100件

2024年は小林製薬の紅麹問題を受けた制度改正の影響で届出件数が一時的に減少した可能性がありますが、制度の基本的な枠組みは維持されており、中長期的な成長が続くと見られています。

成分別の届出動向:何が届出されているか

機能性表示食品の届出件数を成分別に見ると、特定の成分・成分群に集中していることが分かります。

届出件数上位の機能性関与成分(2024年時点)

1. 難消化性デキストリン
届出件数最多。「食後の血糖値の上昇を抑える」「便通を整える」「中性脂肪の吸収を抑える」など複数の機能性で届出されており、飲料・食品・サプリメントで広く活用されています。

2. GABA(ガンマアミノ酪酸)
「血圧が高めの方の血圧を下げる」「睡眠の質向上」の2つの機能性で多数の届出。コメ由来・トマト由来など様々な由来の製品が届出されています。

3. ルテイン
「目の黄斑色素量を増やし、コントラスト感度(ぼやけ・にじみを軽減する)を改善する」という機能性での届出が多数。スマートフォン・PC使用による目の疲れへの需要を背景に急増しています。

4. 乳酸菌・ビフィズス菌(各菌株)
「腸内環境の改善」「便通の改善」「免疫機能の維持」など。菌株ごとに届出されるため件数は分散しますが、合計すると上位カテゴリーです。

5. テアニン
「睡眠の質の向上(起床時の疲労感や眠気を軽減)」で多数の届出。緑茶成分として安全性の認知度が高く、スリープサポート製品の主力成分として定着しています。

用途・機能別の届出動向

どのような機能性が多く届出されているかを見ることで、市場のニーズが把握できます。

主要機能性カテゴリー別の市場動向

睡眠・リラックス系(高成長)
テアニン・GABA・グリシン・ラフマ葉エキス等を用いた睡眠関連の届出が急増しています。コロナ禍以降の睡眠不足への関心増大を背景に、2020〜2024年の届出増加率は特に高いカテゴリーです。

目の健康系(安定成長)
ルテイン・アスタキサンチン・ゼアキサンチン・ビルベリーエキス等。デジタルデバイス使用増加により安定した需要があり、今後も成長が続くと予測されます。

血糖・代謝系(大量)
難消化性デキストリン・桑の葉由来成分・バナバ葉エキス等。糖質制限ブームと相まって多数の届出があります。

血圧系
GABA・ラクトトリペプチド(VPP・IPP)等。高血圧への健康意識から安定的な需要がある分野です。

機能性表示食品制度の活用については、健康食品OEMの基礎知識でも解説しています。

2024年制度改正後の届出動向

2024年に実施された機能性表示食品制度の改正は、届出動向に大きな影響を与えています。

改正の主な影響

改正後に注目される成長分野

制度改正後も、以下の分野での新規届出・市場拡大が期待されています。

OEMで機能性表示食品を開発する際のポイント

機能性表示食品の開発をOEMで行う場合、製造委託先の選定が特に重要です。

委託先に求められる条件(2024年改正対応)

天丸製薬は、GMP認証工場での製造と届出サポートを提供しており、機能性表示食品の開発をトータルでサポートしています。OEM製造の詳細についてはお気軽にご相談ください。

小ロット製造での機能性表示食品開発も対応可能です。

まとめ:届出データから読み解く市場機会

機能性表示食品の届出件数推移と成分・用途別の動向を分析することで、市場のニーズと競合状況が把握できます。睡眠・目・腸活・メンタルヘルスなどの高成長カテゴリーと、科学的根拠に基づく届出可能な成分の組み合わせが、新規参入の機会として注目されます。

2024年の制度改正を踏まえた上で、GMP認証製造委託先の確保と適切な届出戦略を策定することが、機能性表示食品市場での成功への近道です。

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