最終更新: 2026年8月12日 | 監修: 天丸製薬 製造技術グループ
粉末や顆粒をそのまま詰められる汎用的な剤形が、ハードカプセルです。錠剤のように圧縮しないため成分への負担が少なく、においや味をカプセルで包める利点があります。ゼラチン製と植物性(HPMC)製の違いや、カプセルサイズの選択が設計の鍵です。本記事では製造技術グループの視点から、ハードカプセルのOEM製造を工程別に解説します。
💡 ハードカプセルとは、硬い2ピースのカプセルに粉末・顆粒を充填した剤形です。圧縮しないため成分への負担が少なく、においや味を包み込めます。カプセル皮膜はゼラチン製と植物性(HPMC=ヒプロメロース)製があり、ヴィーガン対応にはHPMCを用います。サイズ(号数)選択や充填設計が品質を左右します。
⚡ この記事のポイント
- ハードカプセルは粉末・顆粒を充填する汎用剤形
- 圧縮しないため成分負担が少なく、におい・味を包める
- ゼラチン製と植物性(HPMC)製があり、ヴィーガンはHPMC
- カプセルサイズ(号数)と充填量の設計が重要
- 天丸製薬の2024年実績:カプセル系の製造ロット多数
ハードカプセルが選ばれる理由
ハードカプセルは、粉末・顆粒を扱う製品で広く採用されます。その強みは明確です。
1. 成分への負担が少ない:錠剤のように高圧で圧縮しないため、熱・圧に弱い成分にも向いています。
2. におい・味を包める:カプセルが皮膜となり、においや味の強い成分をマスキングできます。
3. 設計の柔軟性:複数の粉末・顆粒を組み合わせて充填でき、処方の自由度が高い剤形です。
ゼラチンとHPMC・サイズ選択
カプセルは皮膜とサイズで設計します。
| 項目 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| ゼラチン製 | 汎用的・コスト効率 | 動物由来 |
| HPMC(植物性)製 | ヴィーガン対応 | 植物由来 |
| サイズ(号数) | 0号・1号など | 充填量・飲みやすさで選択 |
ヴィーガン対応やハラール等の要件があればHPMCを選びます。カプセルサイズは充填量と飲みやすさのバランスで選択します。大きすぎると飲みにくく、小さすぎると必要量が入りません。
製造フローと品質管理
標準的な製造フローは以下の通りです。
工程1: 原料混合(機能性成分・賦形剤を混合) → 工程2: 造粒(必要に応じ顆粒化) → 工程3: 充填(カプセル充填機で定量充填) → 工程4: 検査・研磨(重量・外観を確認、表面を整える) → 工程5: 包装。
品質管理では充填量の均一性が最重要です。1カプセルあたりの成分量が均一になるよう、充填機の設定と粉体の流動性を管理します。天丸製薬では充填量を検査で確認し、均一で飲みやすいカプセルを実現しています。
天丸製薬のカプセル系実績(2024年)
| 指標 | 天丸製薬 | 備考 |
|---|---|---|
| カプセル系 製造ロット | 多数 | 汎用性の高さ |
| 皮膜対応 | ゼラチン・HPMC(植物性) | ヴィーガン対応可 |
| 品質検査 | 充填量・重量・外観 | 均一性を担保 |
| マスキング | におい・味を包む | 皮膜で対応 |
| 小ロット対応 | 100個から | 段階的スケール可 |
関連ページ: 健康食品OEM・ODM総合ガイド / OEM商品カタログ / 製造体制
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- ✅ 汎用性の高いカプセル製造実績
- ✅ ゼラチン・HPMC(植物性)に対応、ヴィーガン設計可
- ✅ 充填量の均一性を検査で担保
- ✅ 初回小ロット100個から、強引な営業なし
参考文献・関連リソース



