最終更新: 2026年6月27日 | 監修: 天丸製薬 研究開発・原料調達グループ
「温活」「めぐりケア」の文脈で注目される素材が、ヒハツ(ロングペッパー)です。東南アジア原産のコショウ科の植物で、辛味成分ピペリンを含み、冷えが気になる方向けの女性向けサプリなどで配合が増えています。機能性表示食品としての届出実績もあり、温感を切り口にした商品設計に適した素材です。本記事では研究開発の現場視点で、ヒハツの特徴、原料規格、配合設計、表示戦略を解説します。
💡 ヒハツ(ロングペッパー)とは、東南アジア原産のコショウ科の植物で、果穂を香辛料・健康食品素材として利用します。辛味成分ピペリンを含み、「温活」「めぐりケア」を訴求する健康食品に配合されます。ヒハツ由来ピペリンを関与成分とする機能性表示食品の届出実績があり、温感を切り口にした商品設計に向く素材です。
⚡ この記事のポイント
- ヒハツはコショウ科の植物 — 温活・めぐりケア・女性向けで人気
- 辛味成分ピペリンを含み、ヒハツ由来ピペリンで機能性表示届出実績あり
- 少量配合で機能を担保するため、ピペリン含量の規格化が重要
- 女性向けでは生姜・ヘスペリジンなどとの複合設計が増加
- 天丸製薬の2024年実績:温活・めぐり系の配合処方14件
ヒハツとは何か
ヒハツは、東南アジアや南アジアに自生するコショウ科の植物で、その果穂は古くから香辛料として利用されてきました。沖縄では「ヒバーチ」「島こしょう」とも呼ばれ、料理にも使われる身近な素材です。辛味成分であるピペリンを含み、これが機能性に関わるとされています。
近年は「温活」「めぐりケア」のニーズの高まりとともに、冷えが気になる方向けの女性向けサプリでの配合が増えています。
原料規格とピペリン含量
ヒハツ原料は果穂のエキスとして規格化されます。
1. ピペリン含量の規格化:機能性に関わるピペリンの含量を規格化した原料を使用します。ヒハツ由来ピペリンとして◯mgといった形で配合・表示を設計します。
2. 少量配合:ピペリンは少量で機能を担保するため、製品中の配合量は少なく、賦形剤との均一混合が品質の鍵になります。
3. 辛味への配慮:辛味成分のため、剤形(カプセル化など)で刺激を抑える設計を行います。
配合設計と複合設計
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ヒハツは温活・女性向けの複合設計に適しています。
1. 温活コンセプト:生姜(ジンゲロール)、ヘスペリジン、シナモンなどとの組合せで「めぐり・温活」コンセプトを構築できます。
2. 機能性表示の活用:ヒハツ由来ピペリンを関与成分とする届出が可能なため、SR活用で機能性表示食品としての設計も視野に入ります。
3. 剤形:辛味を抑えやすいカプセルが基本ですが、温活ドリンクなどへの配合も可能です。天丸製薬では成分特性に応じた剤形・複合設計を提案しています。
天丸製薬の温活・めぐり系実績(2024年)
| 指標 | 天丸製薬 | 備考 |
|---|---|---|
| 温活・めぐり系 配合処方数 | 14件 | ヒハツ系含む |
| 主な複合成分 | 生姜・ヘスペリジン・シナモン | 温活設計 |
| 機能性表示対応 | ヒハツ由来ピペリンで届出可 | SR活用 |
| 主な剤形 | カプセル・ドリンク | 辛味に配慮 |
| 小ロット対応 | 100個から | 段階的スケール可 |
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