最終更新: 2026年9月15日 | 監修: 天丸製薬 事業開発・マーケティング部
受診のハードルが高い診療科ほど、その手前にある悩みは放置されます。ある泌尿器科クリニックは、受診に至らない層に向けた選択肢としてサプリを開発しました。医療の代替ではなく、生活習慣を整える入口として。本記事では、立ち上げプロセスを実際の数値とともに紹介します。
💡 泌尿器科クリニックの男性ケアサプリ事例とは、泌尿器科クリニックが監修し、中高年男性の生活習慣サポートを目的として開発されたサプリのOEM成功事例です。受診のハードルが高い領域であることを前提に、匿名性の高い購入導線と、症状に言及しない訴求設計を採用し、医療の代替ではなく受診前の生活習慣を整える位置づけとした点が特徴です。
⚡ この記事のポイント
- 受診に至らない層に向けた生活習慣サポートとして設計
- 症状に言及しない訴求で相談しにくさに配慮
- 外装から中身が分からない配送形態を採用
- 初回1,000個を院内と自社EC限定で展開
- 受診の代替ではなく、必要時は受診を促す導線を併設
背景|受診に至らない層がいる
このクリニックの医師が問題意識を持っていたのは、受診の遅れでした。泌尿器科は受診の心理的ハードルが高く、気になっていても足を運ばない人が少なくありません。
その一方で、生活習慣の見直しで対応できる範囲の悩みも多く含まれます。医療につなぐべきケースと、まず生活を整えるべきケース。この両方に対して、何も接点がない状態が続いていました。
開発プロセス|言わないことで届ける
設計方針の中心は、訴求で症状に言及しないことでした。これは法規上の要請でもありますが、それ以上に対象者への配慮です。パッケージに悩みが書かれていれば、家族の目に触れることを避けたい人には手に取れません。
パッケージは、健康食品として一般的な意匠にとどめ、用途が外形から特定できない構成にしています。配送も外装から中身が分からない形態を選びました。
処方は中高年男性の生活習慣サポートを意識した穏やかな設計とし、医薬品的な効能効果を想起させる高含量設計は避けています。
そして重要なのが、受診への導線です。医療機関が監修する以上、サプリで解決できない範囲があることを明示する必要がありました。同梱資料に、受診を検討すべき目安を記載しています。
立ち上げ時の詳細データ
💬 医療機関監修サプリのOEM相談は無料相談フォームから。健康食品OEM・ODM総合ガイドもご参照ください。
初回ロットは1,000個。院内と自社ECの限定販売でスタートしました。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 初回ロット | 1,000個 | 院内+自社EC限定 |
| 剤形 | ハードカプセル | 無味・携行性を優先 |
| 訴求方針 | 症状に言及しない | 法規と配慮の両面 |
| 配送 | 外装から中身が分からない形態 | プライバシーに配慮 |
| 同梱資料 | 受診を検討すべき目安を記載 | 医療への導線を併設 |
配慮を設計に落とした強み
「言わない」設計は、一見すると訴求力を捨てているように見えます。しかしこの領域では逆でした。悩みを名指ししないことが、手に取りやすさにつながっています。
医療機関監修という信頼も効いています。訴求が控えめでも、監修者が専門医であるという事実が、製品の位置づけを説明してくれるためです。訴求の強さを信頼で代替した構図といえます。
受診導線の併設も、結果的にクリニックの本業に貢献しました。サプリをきっかけに受診に至るケースが生まれ、医療機関としての役割と製品が矛盾しない関係になっています。
この事例から学べること
1. 相談しにくい領域では、匿名性が価値になる:パッケージと配送の設計が、購買のハードルを直接下げます。
2. 訴求の弱さは信頼で補える:専門医監修という事実が、言葉にしない部分を説明してくれます。
3. 医療機関監修には受診導線が必要:サプリで完結させない設計が、本業との整合を保ちます。
天丸製薬では、医療機関監修サプリについて、訴求設計と受診導線を含む同梱物の設計をサポートしています。
本事例の主要数値まとめ
| 指標 | 実績値 | 備考 |
|---|---|---|
| 初回ロット | 1,000個 | 院内+自社EC限定 |
| 剤形 | ハードカプセル | 無味・携行性を優先 |
| 訴求方針 | 症状に言及しない | 配慮と法規の両立 |
| 配送形態 | 外装から中身が分からない | プライバシー配慮 |
| 導線 | 受診を検討すべき目安を同梱 | 本業との整合 |
関連ページ: 健康食品OEM・ODM総合ガイド / OEM商品カタログ / 品質管理体制
よくある質問
Q. 相談しにくい悩みの商品はどう訴求しますか?
A. 言わないことが有効な場合があります。この事例では症状に言及しない訴求とし、パッケージも用途が外形から特定できない構成、配送も外装から中身が分からない形態を選びました。悩みを名指ししないことが手に取りやすさにつながっています。
Q. 訴求を抑えると何で信頼を得ますか?
A. 監修者の専門性です。この事例では訴求が控えめでも、監修者が専門医であるという事実が製品の位置づけを説明してくれました。訴求の強さを信頼で代替した構図といえます。
Q. 医療機関が監修する場合に必要な配慮は?
A. 受診導線の併設です。サプリで解決できない範囲があることを明示する必要があり、この事例では同梱資料に受診を検討すべき目安を記載しました。結果としてサプリをきっかけに受診に至るケースも生まれ、医療機関としての役割と製品が矛盾しない関係になっています。
医療機関監修サプリの開発をご検討の方へ
訴求設計から同梱物の構成、受診導線の設計、パッケージ・配送形態の配慮まで、医療機関ならではの要件を踏まえてサポートします。
- ✅ 医療機関監修サプリの受託実績多数
- ✅ 症状に言及しない訴求設計のノウハウ
- ✅ プライバシーに配慮した包装・配送提案
- ✅ 初回小ロット100個から、強引な営業なし



