最終更新: 2026年7月29日 | 監修: 天丸製薬 研究開発・原料調達グループ
骨の健康やミネラル補給の定番素材が、カルシウムとマグネシウムです。どちらも不足しがちなミネラルで、特にシニア向けや骨ケアをテーマにした製品で根強い需要があります。この2つはバランス(カルマグ比)が重要とされ、セットで設計されることが一般的です。栄養機能食品としての活用も大きな強みです。本記事では研究開発の現場視点で、カルシウム・マグネシウムの特徴、配合設計、表示戦略を解説します。
💡 カルシウム・マグネシウムとは、骨や歯の健康、体内の様々な働きに関わるミネラルです。カルシウムは骨・歯の主成分、マグネシウムは多くの代謝に関わります。両者はバランス(一般にカルシウム2:マグネシウム1が目安とされる)が大切とされ、セットで配合されます。どちらも栄養機能食品として機能を表示できる、骨・ミネラル補給の定番素材です。
⚡ この記事のポイント
- カルシウム・マグネシウムは骨・ミネラル補給の定番
- カルマグ比(目安2:1)を意識してセットで設計
- 栄養機能食品として「骨や歯の形成に必要」等を表示可
- 原料タイプ(炭酸塩・クエン酸塩等)で吸収性・かさが変わる
- 天丸製薬の2024年実績:ミネラル・骨ケア系の配合処方17件
カルシウム・マグネシウムとは
カルシウムは骨・歯の主成分となるミネラルで、日本人に不足しがちな栄養素の代表です。マグネシウムは体内の多くの代謝に関わるミネラルで、こちらも不足しがちです。この2つは互いに関わり合って働くため、バランス(カルマグ比)を意識してセットで配合するのが一般的です。
骨ケア・シニア向け・ミネラル補給など、幅広い製品で需要の高い定番素材です。
原料タイプとカルマグ比
カルシウム・マグネシウム原料はタイプとバランスで設計します。
| 原料タイプ | 特徴 | 設計上のポイント |
|---|---|---|
| 炭酸カルシウム | 含量が高くかさが小さい | コスト・粒サイズに有利 |
| クエン酸塩・乳酸塩等 | 吸収・溶けやすさに配慮 | 用途で選択 |
| カルマグ比 | 目安2:1 | バランス設計 |
原料タイプによって、ミネラルの含量・吸収性・かさ(粒の大きさ)が変わります。骨ケアではビタミンDとの併用も定番です。原料COAで含量を確認し、カルマグ比とビタミンDなどを組み合わせて設計します。
栄養機能食品としての活用と剤形
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カルシウム・マグネシウムは栄養機能食品として機能を表示できます。
1. 栄養機能食品:カルシウムは「骨や歯の形成に必要」、マグネシウムは「骨や歯の形成に必要、多くの体内の酵素の正常な働きとエネルギー産生を助ける」等を、規格基準内で表示できます。
2. 剤形の工夫:カルシウムは必要量が多く、かさが大きくなりがちです。粒数・粒サイズに配慮し、錠剤・チュアブル・粉末など飲みやすい剤形で設計します。
3. 複合設計:ビタミンD・ビタミンK・鉄などとの複合で、骨ケア・ミネラル補給を総合設計できます。天丸製薬では栄養機能食品の設計から剤形・複合まで提案しています。
表示上の留意点
栄養機能食品として表示する場合は、規格基準(上限・下限)を守り、定められた機能表示・注意喚起表示を行います。マグネシウムは過剰摂取に注意が必要なため、適切な配合と注意喚起が重要です。天丸製薬では規格適合確認と表示レビューを提供しています。
天丸製薬のミネラル・骨ケア系実績(2024年)
| 指標 | 天丸製薬 | 備考 |
|---|---|---|
| ミネラル・骨ケア系 配合処方数 | 17件 | カルシウム・マグネシウム含む |
| 主な複合成分 | ビタミンD・ビタミンK・鉄 | 骨ケア設計 |
| 栄養機能食品 | 規格適合確認・表示対応 | 骨や歯の形成等 |
| 剤形対応 | 錠剤・チュアブル・粉末 | かさ・飲みやすさに配慮 |
| 小ロット対応 | 100個から | 段階的スケール可 |
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